7/18上ノ国高校「子どもの発達と保育」授業

夕方の閉店は早いけれど、8:00には開店しているのが江差。朝はまず山田屋さんへ行って大福を買うのがいつものパターン。朝が早い町なら、私も仕事前にひと遊びします!

今回はいつも気になっていた関川商店さんへ。「松前漬け」が気になって入ったのですが、なぜか奥尻のうに買いました。

「去年は作られなかったうにを今年また漁師さんが作ったものなの。そんなに儲けはないけどみんなに食べてほしくてたくさん仕入れてるの。本当にここのは美味しいのよ」って聞いちゃったら買いましたとも。

と、朝から大分活動してからの上ノ国高校へ。

毎年転勤が心配になりながらもちゃんと迎えて下さる金子先生と。おととし、去年と2年連続で上ノ国高校の卒業生をおもちゃコースで教えていましたが、3月で専門学校を退職してしまったため、「ここで教えた生徒さんに専門学校で再会する」という希望は惜しくも叶わなくなってしまいました。

道南講座ツアー最後になりましたが、この授業が本来の目的。この取り組みは檜山振興局林務課による「みんなで学棒(まなぼう)檜山の木利用促進事業」です。檜山振興局林務課が上ノ国高等学校と連携し、道南地域特有のスギなど地域材の利用を道内に広く波及し、地材地消の一層の推進を図るため、乳幼児の運動機能や知的能力を踏まえた木のおもちゃの考案・制作についての取り組みを進めているものです。

「子どもの発達と保育」は金子先生が担当されている家庭科の通年の授業。その中の貴重な4時間をいただいてます。夏休み前に木育とおもちゃの授業を2時間、冬休み明けに生徒が考えて作った木のおもちゃを子どもたちと保育園で遊んでどうだったかの発表の講評2時間で担当させていただいてます。

毎年授業のはじめは林務課による「檜山の森林について」。約10分ですが、自分たちの住む檜山の森林率が約8割であることに生徒さんたちは毎年びっくりします。

この授業は選択。3年生の科目のため毎年夏休みの雰囲気と卒業を控えた冬休み明けの雰囲気は全然違います。今年は男子が多かったです。

わいわい楽しそうに会話しながらおもちゃを手にする女子たち。

興味あるおもちゃの仕組みを真剣に探る男子。

そういえば、これって大人になってもこうなのかもしれません。ママはわいわいとおもちゃを手にしますが、パパは原理を知ろうとします。高校生の時点で男女の視点ってこういうふうに違うんですね。

今年は長男が高校3年生で、ついに生徒さんたちと同じ学年になりました。長男もこんなふうに友達と授業を受けてるんですね。なんだか不思議。

この取り組みには本当にたくさんの大人が関わっています。檜山振興局林務課の皆さん、地元の木工愛好家の皆さん、実習受け入れの上ノ国保育園の先生たち。地域に自分たちの学びのために関わってくれる大人がたくさんいると気づけることは、生徒さんたちのこれからの人生の財産になるに違いありません。毎年冬には、今回の学びを将来役立てたいという感想が出てきます。今回もどのように学びが深まるのか楽しみです!

<生徒さんの感想です>

☆木のおもちゃ、つまんなそうって思ってたけどちゃんと楽しかった

☆木のにおいっていいにおいだな~

☆高校3年生でもかなり楽しめるおもちゃがあるなと思った

お昼は毎回林務課の皆さんといただくのですが、今回は私のリクエスト。

テレビで見た上ノ国の道の駅「もんじゅ」にて、てっくい丼。ひらめの天ぷら丼です。窓から見える景色が美しすぎます。

もうひとつ気になっていたのがかたこもち。こちらもテレビで、べこもちの材料を木型に入れて作ると見て買ってみました。でもかたすぎます。これ、何かやわらかくする方法あるんでしょうか・・・。

うしろに売ってるこうれんも前からきになっていたのですが買わずにいたら、林務課の方が油で揚げたりしたらすごくおいしいと言っていたので、帰りに江差の道の駅で買ってみました。

生徒たちが考えた木のおもちゃは、地元の木工愛好会の皆さんのご協力により、こちらの工房でかたちになります。今回はじめて工房を見学させていただきました。

最後は道南にしかない、ラッキーピエロで本日の夕飯を購入。チャイニーズチキンバーガーが有名ですが、いろんなメニューがあり、らっぴの話になると林務課の皆さんが白熱して活性化されます。(←どのメニューが美味しいか対決)。らっぴってすごい。

次に来るのは冬。雪道運転はこわいから、冬は公共交通機関で移動します。

今回の走行距離は3日間で667.3キロ。頑張りました!

帰宅したのは7/18木曜日、この後、週末は芽室出張へ続きます。

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