学ぶことは人生を楽しむこと

たまには新刊を読もうと思い、2019年4月10日に発売されたばかりの「教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ」を本屋さんで購入して帰宅し、夕飯後2時間で読了。面白かった〜。

私が短大を受験したのは1990年、私立短大だったので利用はしていませんが大学入試センター試験初年度でした。そして、年明け長男が受験するのが最後の年になります。教育を勉強する上でも、子どもたちのこれからの受験について知る上でも必要だと思い選びました。

どのような背景があって教育改革が進んでいるのか、現在の高校教育、大学教育、日本の子どもたちの現状はどうなのか、最初から最後まで対談のこの本、わかりやすくてとてもよかったです。

私は現在教育学部の学生として学んでいますが、そもそもは「どうしたらもっといい授業ができるのか」と考え編入しました。先生ではなくなった今、「何のために学んでいるんだろう」と思ったりもしますが、学びには直接の理由なんてなくてもあとからわかることがたくさんあるのだと思います。

先日読んだ「下流思考 学ばない子どもたち 働かない若者たち」の中で、著者の内田樹氏が「学びというのは、自分が学んだことの意味や価値が理解できるような主体を構築してゆく生成的な行程です。学び終えた時点ではじめて自分が何を学んだのかを理解するレベルに達する。そういうダイナミックになプロセスです。学ぶ前と学び終えた後では別人になっているというのでなければ学ぶ意味がない」(P178)と書かれていました。学ぶってそういうものなのかもしれません。わからないまま学んでていいんだ。

小学校の頃、母に「なんで勉強しなきゃなんないの?」と聞いた時、「人生を楽しくするためよ。算数はそのための練習でパズルみたいなものよ」と言われました。算数は苦手すぎてパズルとは到底思えませんでしたが、今も、学ぶことは人生を楽しくすることだと思っています。おもちゃも、木育も、コーチングも、メディアの学びも、教育を勉強することも、知らなかったことを知るのは楽しい!

今日は自宅サロンでグループコーチングでした。同じ質問でも出てくる答えはそれぞれ。日々はあっという間に過ぎるけれど、ちょっと立ち止まって考えること、他の人の考えを聞くことは、頑張っている自分を認めることになり、みんなそれぞれ違うんだと知ることにもなり、自然と1歩行動へと踏み出せます。

今日の参加者は5名だったのですが、前日になって「はじめてですが参加したいです」というお申込みが2名あり、資料と講座進行のための質問を変えました。常連で参加してくださっている皆さんへの信頼、コーチングの知識、コーチングを活用している経験があってはじめてこうして状況に合わせた講座を短時間で作ることができて、学びって裏切らないな、と思った朝でした。とってもいい時間で、はじめて参加された方からも「ぜひ行動・実践したい」と嬉しい感想をいただきました。新しく知るって本当に人生の可能性を広げることだと思います。それはいつからでもできるけど、子どもたちにはたくさん時間のあるうちにたくさん学んでほしいと思います!

次回の自宅サロン「自分軸を育むコーチング」は6/26(水)です。この2時間があるのとないのとではその後が全然違います。私にとっても自分を再確認できる時間です。

<自分軸を育むコーチング>

日時:2019年6月26日(水)10:00〜12:00

場所:菊地自宅(西区琴似 お申込みの方に詳しい場所をお知らせします)

受講料:3000円

お申込みは こちら

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