「木育」って何だ! 新さっぽろもくもくフェスティバル レポート

10連休の最後の2日間は「新さっぽろもくもくフェスティバル」が開催されました。今年で2回目。

会場のサンピアザは吹き抜けになっていて、上の階から様子がよくわかります。

遊びコーナー、制作コーナー、北海道芸術デザイン専門学校の学生さんの作品展示など「木育」をテーマとした充実の内容です。

北海道の木育についての考え方です。森の中を散歩したり、木でできたものを使ったり、木で制作したり、いろんなかたちの木育があります。

道南杉でできた積み木。朝、学生さんがしてくれたセッティングが可愛い。

私は枝のスプーン作りをしていました。今回の樹種は5種類。イタヤカエデ・イヌエンジュ・シラカバ・ミズナラ・エゾヤマザクラです。

家族全員スプーン・フォークセットを作っていかれた方もいました。嬉しい。

好きな枝を選んだらやすりがけをします。簡単な作業なので幼児さんも作っていきました。小さな指でしっかりやすりを押さえます。

やすりがけができたらみつろうワックスを塗ってツヤ出しとコーティングをします。色が変わるのが楽しい作業です。

枝には穴があいていて、そこにボンドを入れてスプーンヘッドをしっかり入れたら完成。出来上がるとみんな嬉しそうです。

見本に出していた太い枝、しかもなぜか穴がふたつあいていたものを「これがいい!」と選んだパパさんのワイルドな作品。なぜふたつあいていたかというと、片方の途中にふしがあり、穴が深くなかったため反対側をあけたと思われる枝でした。

せっかく穴があいているから「反対側にも入れたいですか?」とお聞きしたらやはり両側ご希望。「今日は会場内に絶対工具がありそう!」と思い、美専の学生さんに相談するとドリルでねじを入れ、抜いて穴を深くしてくれました。さすが!

というわけで無事完成です。かっこいい。これはキャンプで重宝しそうです。とっても満足気に持ち帰られました。

投稿を見て来て下さった方も多く、嬉しかったです。けれど、遊びに来てもらったのにお昼休憩で会えなかった方たちもいて残念無念!

これから木育やおもちゃのイベントが続きます。またぜひ遊びに来てくださいね。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る