7/12(日)おもちゃインストラクター養成講座@札幌こども専門学校

7/12(日)は札幌こども専門学校の学生さん28名でおもちゃインストラクター養成講座でした。グッド・トイやアナログゲームを紹介すると「これ見たことある!」「オープンキャンパスでやった!」などの声が。去年まで8年間勤務していた学校。毎年学校の予算でおもちゃを選んで保育室に購入してもらっていたのがちゃんと活用されているようです。

おもちゃインストラクター養成講座は全国統一の6時間のカリキュラム。履歴書に書くこともできる、理論と実践のバランスがとれた講座です。

おもちゃインストラクター養成講座

今回も講座が始まる前に、資格を出している認定NPO芸術と遊び創造協会の10の支援領域を板書しておきました。

認定NPO芸術と遊び創造協会

今回取得するおもちゃインストラクターについて、NPO芸術と遊び創造協会について、東京おもちゃ美術館の最新のオンライン発信について、最初の30分でギュギュッとお話していきます。東京おもちゃ美術館のHPには、遠方でも無料で参加できるオンライン講座や、「3分でわかるおうち遊びシリーズ」など、すぐに役立つ情報がいっぱいです。

東京おもちゃ美術館

午前中は画用紙ワーク。1枚の色画用紙から3つの手作りおもちゃができることにみんなびっくりします。

コロナの影響でオンライン授業と対面授業の両方が行われていたため、翌日月曜からが一斉授業の再開、というタイミングで久しぶりに友達に会えた学生たちのテンションはマックス。「椅子を並べて新聞紙ワークをします」の、直前の休み時間に早めに椅子を並べてフルーツバスケットをしていました。若くて元気で圧倒されます〜!

新聞紙ワークは、新聞を出して、ちぎって、丸めて、巻いて、あっという間の90分。

「1回目より少し早く、1回目より上手にやるにはどうしたらいいか考えながら作業してね」

と、声をかけるとちゃんと1回目よりちょっと早く、ちょっと上手になります。そのちょっとした工夫が遊びにも保育にもとっても大事!!

最後は振り返りシートの記入。6時間の講座での気づき、想いの伝わる内容がびっしり書かれています。

今回は、「コロナの中開催してくださってありがとうございました」と書かれているものがありました。そうでした。開催できないかもしれない中、調整しながら当日を迎えたのでした。そこに思い至り、ちゃんと伝えてくれるのは嬉しい。講座終了後、いつもと違うのは全てのおもちゃを消毒して、使った机やいすも拭くこと。いつも以上に時間のかかる片付けですが、それでも開催できてよかった。掃除・片付けを手伝ってくれた学生さんもたくさんいました。

振り返りシートには、保育士になった時にやりたい、お母さんになったら役立てたい、など実践したいという言葉もたくさん書かれていました。おもちゃや遊びを通して、おもちゃインストラクターになった皆さんの仕事や家庭や人生が豊かになりますように。

今月は大原医療福祉専門学校さんで1回、札幌こども専門学校さんで2回、おもちゃインストラクター養成講座を開催しました。札幌こども専門学校にて、数名希望があるかもしれないとお知らせしてもらったら100名希望があったため、今年は学内で4回にわけることになりました。来年は経専北海道保育専門学校さんでも開催が決まっています。おもちゃや遊びの大切さを集中して伝え、資格認定ができる「おもちゃインストラクター養成講座」。私ももっとスキルアップして更にいい講座にしていきたいです。

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