日本最北端稚内へのお仕事&旅

2/4~2/5で、北海道最北端稚内市へ行ってきました。今回は高速バスです。

稚内への高速バスは1日6便も出ています。往復11,300円。片道5時間50分。思っていたほど大変ではない。

都市間高速バスはまなす号

しかし、なんと簡略化された路線図!!

道北へはあまり行くことがなく、稚内ははじめて。

稚内行きの少し前にfacebookで稚内の森の幼稚園の職員募集をしていた方にメッセージしてみたら共通の知り合いがたくさんいて、行きたかった宗谷岬に連れて行ってくださいました。SNSもいいものです。

この日でマイナス8.5度。あーそんなもんか。もっと寒いかと思いました。

宗谷岬では年越しキャンプをする人がたくさんいるそうです。夜とか信じられない・・・。

寒いので、海の様子が普通の海と違います。途中まで凍っていたりとか、見たことない景色に釘付けです。

稚内駅は最北端です。

講座は夜なのでちょっと何か食べようと思ったら、ぜんっぜんお店が開いていない。

お昼休みが長い、まではまああるかなと思いましたが、店の前に1週間お休みしますとか貼り出ししてあったりもして、稚内のものを食べたいと歩き回りましたが結局道の駅で食べました。チャーメン食べたかった!!!

ガイドブックで「看板にロシア語が書いてあります」と見て、見上げるとほんとだ!ロシア語書いてある。ガイドブック見なかったら気づきませんでした。

今回は稚内教育委員会主催の「令和元年度第2回家庭教育ナビゲーター研修会(生涯学習講座)」でした。今年度は岩見沢市、せたな町でもやらせていただきました。

私の講座は「遊ぶ力は生きる力 ~心をつなぐよいおもちゃ~」。スーツケースいっぱいにおもちゃ・手作りおもちゃ・アナログゲームを詰めていきました。こんなに入るのです!

緊張していた空気もおもちゃで遊んだら一瞬で和やかになります。

講座が終わるといつもおもちゃのまわりがバーゲン会場のように人だかりになりますが、スーツを着ている男性の皆さんも楽しそうに笑い、同じようにおもちゃやゲームを興味深く見に来てくださって本当に嬉しかったです。それぞれ現場でのコミュニケーションに役立てていただけたら嬉しいです。

さて、翌日はもうひとつの岬、「ノシャップ岬」へ路線バスで行きました。

泣きたくなるくらい寒かったです。誰もいません。

でも天気が悪いから見れるものもあります。

前の日の懇親会で、社会教育委員の地元の方に「天気が悪かったら海流のぶつかるところが見れるよ」と聞いていました。

え、すごい。手前の波は普通にこちらに向かってきているのですが、沖のほうは右から真ん中へ、左から真ん中へと並が向かっていて、真ん中でバッシャーンバッシャーンとぶつかりあっています。つまり、波が3方向に向かっていたんです。

いつまでも見て・・・・はいられません。極寒なんです。

岬の手前には水族館があります。誰もいなくて超寒いのに開館していることにびっくりしました。科学館も開いていましたが誰もいなくて展示がこわい。

子どもの頃見た南極物語にちなんで南極の生活についての展示もたくさんあり、興味深かったのですが、何しろひとりぼっちでこわい。

水族館は飼育員さんと、お客さんがふたりくらい(どっから来たんでしょうか)

大きな水槽に幻の魚イトウがいました。大きかった!

たこ

開館以上に驚いたのが、極寒の中、飼育員のお姉さんがふつーにえさをやっていたことでした。

雪積もってます。

そして、水ではない。

もはやシャーベット状の氷の中から動物顔出してるし。

寒い。無理無理無理無理。

近くのおみやげ物屋さんで暖を取って、時間に合わせて再びノシャップのバス停へ。

行きは気づきませんでしたが、この待合室ずいぶんワイルドじゃないですか?!

稚内駅に戻ったら転記が回復してました。ホテルから「あのお洒落なのなんだろう」と気になっていたものの近くへ行ってみたら防波堤でした。

旧瀬戸邸。贅沢なつくりの建物です。教育委員会の所有でした。

玄関に飾ってあったのは枝ではなく珊瑚。重かったです‼高価だそうです。

ギリギリまで観光して、再び約6時間かけて札幌へ。

この日まで全然雪がなかったのがとんでもなく降った1日。札幌へ引っ越して17年、こんなにいっぺんに降ったのはじめてです。

本当に家に入れなくて、家に電話して次男を呼んで除雪してもらいました。

スーツケース(大)に届くほどの積雪量!!

次男よ、半ズボンで除雪ありがとう。まるでモーゼの十戒のようです。

ありがたく通らせていただきました。

旅をしながら道内各地の大人や子どもに大好きなおもちゃやアナログゲームを伝えることができて、夢が叶っています。

来年度もたくさん出張したいです!

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