厚真町 児童館職員研修

本日は予定通り、厚真町児童館職員研修へ。今年度2回目です。1回目をやった時は、この町が被災地になるなんて思いもしませんでした。

地震翌週はまだ学校がお休みで、断水で、避難所は人がたくさんいました。外は自衛隊やマスコミで大混雑、すれ違う車も自衛隊の車ばかりでしたが、今は道路工事や仮設住宅建設のトラックが多いです。

亀裂の入った道路は今も危なくてスピードが出せません。町内はあちこち通行止め。危険と書かれた赤い紙が貼られている崩れた家には入れないため、仮設住宅ができるまで避難所生活が続いている方がいます。どれだけ不便で疲れることでしょう。

それでも、そんな時も、やっぱり遊びが大切!とお伝えしてきました。

グループにわかれてゲームタイム。避難所で人気だったハンズは大人にも人気です。

お題に合わせて絵を描くテレストレーションを8人で!

同じ言葉のいろんな状況が描かれたお題カードを見て、自分の担当を演技してみんなは当ててくベストアクト。

いつも、今日も全力の人は相変わらず遊ぶ力すごい。

お昼は楽しみにしていた厚真園へ。美味しかった〜!

午後は子どもたちと遊びます。ここからはボランティア。

子どもたち、地震翌週に避難所で一緒に遊んだのを覚えていてくれました。

サイコロで遊ぶストライクを説明しようとしたら、

待って!俺のルールで!

おお、はじめてのパターン。俺のルール。小1男子、なかなかやるな。

厚真町は上厚真と厚真が離れています。ずっと遊んでいたかったけど、

また来るね!

と、厚真へ移動。午前に研修でご一緒させていただいた児童館の先生が、「時間足りなかった!またぜひ」と言ってくだいました。ゲームタイムはいくらあっても時間足りません。

こちらは手のゼスチャーゲームのハンズ。ゲームのルールを知ってる人が増えると遊びはじめがスムーズです。

厚真でも「ハッピースターランドで一緒に遊んだよね!」の再会がいくつも。

避難所に寄付したゲームや町で購入していただいたゲームが出されていて、子どもたちが自由に遊んでいます。

途中私のカードと混ざってしまい、照らし合わせて戻しました。仲良しの野球男子との照らし合わせ作業は楽しかったです。

これはここの?私の?と、わからなくなるのはそれだけここのがたくさんあるということ。定着してきて嬉しいです。

ピットは先生も一緒に遊びました。

厚真の夕焼けはいつも本当に綺麗。

今日ははじめて農協に寄ってきました。厚真ジンギスカンがお目当でしたが、美味しそうで安すぎる長ネギ、厚真産の大豆でできたお豆腐、サニーレタスも購入しました。

大人にも子どもにも遊びを伝えることができて、町にアナログゲームが定着していく様子を見れてありがたいです。地震後は仕事半分ボランティア半分、毎回そんな感じです。

まだまだ大変なことはたくさんあると思いますが、厚真町で前向きに今出来ることをやる大人と、素直で明るい子どもたちに元気をもらっています。

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