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10.242018
厚真町 児童館職員研修
本日は予定通り、厚真町児童館職員研修へ。今年度2回目です。1回目をやった時は、この町が被災地になるなんて思いもしませんでした。
地震翌週はまだ学校がお休みで、断水で、避難所は人がたくさんいました。外は自衛隊やマスコミで大混雑、すれ違う車も自衛隊の車ばかりでしたが、今は道路工事や仮設住宅建設のトラックが多いです。
亀裂の入った道路は今も危なくてスピードが出せません。町内はあちこち通行止め。危険と書かれた赤い紙が貼られている崩れた家には入れないため、仮設住宅ができるまで避難所生活が続いている方がいます。どれだけ不便で疲れることでしょう。
それでも、そんな時も、やっぱり遊びが大切!とお伝えしてきました。
グループにわかれてゲームタイム。避難所で人気だったハンズは大人にも人気です。
お題に合わせて絵を描くテレストレーションを8人で!
同じ言葉のいろんな状況が描かれたお題カードを見て、自分の担当を演技してみんなは当ててくベストアクト。
いつも、今日も全力の人は相変わらず遊ぶ力すごい。
お昼は楽しみにしていた厚真園へ。美味しかった〜!
午後は子どもたちと遊びます。ここからはボランティア。
子どもたち、地震翌週に避難所で一緒に遊んだのを覚えていてくれました。
サイコロで遊ぶストライクを説明しようとしたら、
待って!俺のルールで!
おお、はじめてのパターン。俺のルール。小1男子、なかなかやるな。
厚真町は上厚真と厚真が離れています。ずっと遊んでいたかったけど、
また来るね!
と、厚真へ移動。午前に研修でご一緒させていただいた児童館の先生が、「時間足りなかった!またぜひ」と言ってくだいました。ゲームタイムはいくらあっても時間足りません。
こちらは手のゼスチャーゲームのハンズ。ゲームのルールを知ってる人が増えると遊びはじめがスムーズです。
厚真でも「ハッピースターランドで一緒に遊んだよね!」の再会がいくつも。
避難所に寄付したゲームや町で購入していただいたゲームが出されていて、子どもたちが自由に遊んでいます。
途中私のカードと混ざってしまい、照らし合わせて戻しました。仲良しの野球男子との照らし合わせ作業は楽しかったです。
これはここの?私の?と、わからなくなるのはそれだけここのがたくさんあるということ。定着してきて嬉しいです。
ピットは先生も一緒に遊びました。
厚真の夕焼けはいつも本当に綺麗。
今日ははじめて農協に寄ってきました。厚真ジンギスカンがお目当でしたが、美味しそうで安すぎる長ネギ、厚真産の大豆でできたお豆腐、サニーレタスも購入しました。
大人にも子どもにも遊びを伝えることができて、町にアナログゲームが定着していく様子を見れてありがたいです。地震後は仕事半分ボランティア半分、毎回そんな感じです。
まだまだ大変なことはたくさんあると思いますが、厚真町で前向きに今出来ることをやる大人と、素直で明るい子どもたちに元気をもらっています。
mother’s space ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社コーチングプラス認定子育てコーチ/一般社団法人日本メンターコーチ協会認定メンターコーチ/子どもとメディアインストラクター(北海道)