2018 どうぶつしょうぎたくさんやりました!

今年はたくさんどうぶつしょうぎをやることができました。いろいろ資格を持っていますが、私どうぶつしょうぎインストラクターでもあるんです。ご依頼がある時にはどうぶつしょうぎ大会を開催しています。

1回目は年明け。西野第2さくら幼稚園の卒園児の会で何か楽しいことをやってほしいというご依頼に、どうぶつしょうぎ大会をご提案させていただきました。1年生〜6年生まで年齢幅があって大人数。制作やアナログゲームよりも、どうぶつしょうぎをどんどん対戦するほうがいいと思ったのです。

幼稚園に到着すると準備万端。人数が多かったため、先生方が盤とこまを手作りされていました。そのクオリティが高かった!!

はじめにルールとお約束を伝えたら、対戦カードを持ってどんどん対戦を繰り返します。

高学年と低学年が勝負したり、どちらも強くて長期戦になっていたり、あちこちでそれぞれに真剣勝負。

そして、優勝したのは1年生でした。表彰してもらった4人のうち、3人は低学年。

「どうして勝てたんですか?」とインタビューすると、「児童館でやってました」「お父さんとやってました」「おじいちゃんとやったことあります」。やっぱり将棋って経験大事なんだなと実感しました。

普段の大会では勝ったらライオンシール、負けたらひよこシールなのですが、今回は先生手作りの消しゴムハンコ。可愛い!

こまも美しい!!いつでも大勢の大会ができます。

さて、9/30〜10/2、どうぶつしょうぎを考案された女流棋士北尾まどかさんが来札され、どうぶつしょうぎ大会を各地でしてくださいました。

まずは9/29、北郷小学校でどうぶつしょうぎとアナログゲームのイベントです。朝から次々と子どもたちがやってきました。大人にも関心を持ってもらえてうれしい限りです。

アナログゲームコーナーでは子どもたちどうしでルールを説明しあって、終わったら片付けもちゃんとしていました。普段からアナログゲームに親しんでいるからこそですね。

どうぶつしょうぎ大会が始まりました。どんなふうにコマを動かしたらいいのか、みんなの前で見本対局をしているところです。

次々対戦していきます。

どうぶつしょうぎを手作りするコーナーもあります。

素敵なイベントをさせてくださった校長先生、北尾まどかさん、コーディネートしてくださった先生と。

校長室に、なんと、玉川学園を創設された小原國芳先生の言葉が飾られていました。なかなかできないけど、こうありたいから毎日見れるようにしている、とのこと。

大学のスクーリングで正門をくぐる時、そして帰る時、いつも読んでいる一文が、札幌の小学校の校長室に飾られているなんて、小原先生の教育界への今も変わらぬ影響力を感じ、感動!

日々に流されていないで勉強しなきゃね。まずはレポート書かないとこのままでは卒業できません・・・・。

日付は変わって翌日、9/30。この日は4つのイベント。琴似AMICAにてどうぶしょうぎ大会。

たくさんのお友達と対戦して、最後の決勝戦です。本気勝負!

午後は札幌駅前の紀伊国屋書店インナーガーデンにて「どうぶつしょうぎからはじめる将棋レッスン」。一部はどうぶつしょうぎです。

楽しくて、そのまま将棋レッスンに参加した子どもたちが多かったです。

どうぶつしょうぎのコマも、将棋の駒も遊ぶことからスタートがいいなと思います。

夜は再び琴似AMICAにて、大人対象の「どうぶつしょうぎインストラクター入門講座」を開催しました。私は別室にて小学生男子とアナログゲーム本気勝負。

それぞれの現場にしっかり伝わっていきそうです!

最終日は、年明けに私がどうぶつしょうぎ大会をさせていただきました西野第2さくら幼稚園へ。たくさんの盤とコマは既にあるのでスムーズ。

幼児さんも小学生もわいわいと参加しています。

対局は何歳でも真剣です。

小さな弟くんは、「大きな森のどうぶつしょうぎ」の小さなこまを積み上げて遊んでいました。

得点計算は先生方がしてくださいました。表だけでは足りなくて、裏にもたくさんシールが!たくさん対戦してました。

3×4のどうぶつしょうぎ、9×9のどうぶつしょうぎ、販売もできます。

どうぶつしょうぎは保育専門学校の学生たちとも毎年やっています。今年も大会やりました。大人もお約束は同じ。「あいさつをする」「自分で考える」「待ったはしない」。

大人のほうがかえって考えすぎるような?

手前は大きな森のどうぶつしょうぎをやりたいとチャレンジしているふたりです。

偶然の勝敗がない、実力勝負のどうぶつしょうぎは子どもたちの成長に必要だと思います。年中くらいから小学校低学年くらいは「負けたら悔しい」時期ですが、その時こそ大きく成長する時です。

怒る子、泣く子、人のせいにする子、我慢する子、気にしない子、あらわし方はそれぞれですが、「どうして負けたのか」考える、もう1回やってみる、そうして「負けた時どうすればいいか」を学んでいきます。

勝負しないと、勝つ喜びも、負けて乗り越える経験も体験できません。

負けたくないからという理由でチャレンジしないのはもったいない。負けたくないけど負ける時ってあるんです。その時どうするか、急に問題に直面するより、遊びの中で何回も負けて、また勝って、また負けて、また勝って、負けてもくじけない子なってくれたらにいいなと思って、どうぶつしょうぎを紹介しています。

子どもたちが生きていくために必要な力は何か。世界各国でどうぶつしょうぎを広めているまどかさんとの教育の話は尽きません。共感できるからこそ、たくさんの人に知ってほしい、やってみてほしいと思います。

またどこかでどうぶつしょうぎ大会ができる日を楽しみにしています!興味のある方はお声がけくださいね。

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