9.32018
八雲〜江差〜上ノ国往復約600キロの出張!
夏休み直前、道南出張に車で行きました。
8:30に出発して高速に乗って、八雲マリア幼稚園さんに到着したのはちょうど12:00。子どもたちと一緒に給食をいただきました。給食は美味しくて、子どもたち可愛かったです。泣いてる子もいるのですが、子どもたちも先生も慣れていて特別扱いしていない。それぞれの子どもがそれぞれに自分の気持ちを解決していたり、サポートしていたりして、あたたかく、いい保育されているなと感じました。
今回は保育士さんと保護者の方と一緒に受講というはじめてのパターン。簡単な手作りおもちゃをたくさん紹介させていただいた後、アナログゲームで盛り上がりました。こちらは大人数で遊ぶと楽しいゼスチャーゲームの「ハンズ」。
八雲を16:00に出て江差へ。すると、江差に入る直前に、道南にしかない「ラッキーピエロ」が!!でも時間がないため写真だけ撮って通過・・・。
年間2回お声がけいただくため、この道も見慣れてきました。7月、あじさいが満開でした。
前日夜は檜山振興局の皆さんが毎回懇親会を開いてくださいます。転勤がさみしかったり、出会いが嬉しかったり、再会にほっとしたり。牡蠣とジュンサイ、新鮮で美味しかったです。
翌日は上ノ国高校での授業です。こちらも3年目でいつもの光景。木のおもちゃを並べて実際に生徒さんに見てもらったり触ってもらったりします。大人もわくわく、子どもの頃の表情で手に取ります。
「みんなで学棒(まなぼう)檜山の木利用促進事業」は3年目になります。檜山振興局では道南地域特有のスギなど道内に広く波及し、地材地消の一層の推進を図るため上ノ国高校と連携し、「子どもの発達と保育」の授業の中で乳幼児の運動機能や知的能力を踏まえた木のおもちゃの考案、製作について取り組みを進めています。その中で木のおもちゃの種類・特徴・利点・子どもに及ぼす影響、子どもにとっての遊びについてお話させていただいています。
授業の最初には檜山振興局林務課より、「檜山の森林と檜山木工について」のお話があります。檜山の森林率は82.2%。この時点で生徒たちは自分たちの住んでいる地域が森林が非常に多いことに驚きます。
今年は人数が多かったです。でも授業内容は同じです。1時間目は木育について、木のおもちゃについてお話させていただいて、2時間目はコーチングの質問で自分とおもちゃとの関係や木育について考えてもらい、実際にどんなおもちゃを作るかのイメージまでつなげてもらいます。
実習へ行く保育園の年齢別に座っていたので、年齢に合わせたおもちゃをグループごとに置いていきました。おもちゃどうしを組み合わせていろんな作品ができてました!自由な発想、遊び心、大事です!気のおもちゃに触れて、考えて、たくさん感想を書いてくれました!嬉しい。遠くまで行ったかいありました。
<高校生の感想です>
*木のおもちゃは小さい子から大きな子がすごく楽しめると思いました。考えて作られるって素晴らしいと思いました。
*おもちゃは遊び方が限られていなくてたくさんの遊び方があるんだなと思いました。
*おもちゃを見てとても驚きましたし、新しく学ぶことがたくさんありました。
*檜山の木はすばらしい。木はすごい。
*木がこんなに人にたくさん良い効果をもたらしてくれていること、おもちゃにはたくさんのアイディアが工夫されていることを知ることができました。今回の時間のおかげでたくさん知り、そしてアイディアも浮かべれるようになりました。
*木を使って日常で使用できるものを作っていることがすごいと思いました。
*特徴的な樹種が檜山にあることに驚きました。
*木のすごさ、檜山のすごさを教えてくれてありがとうございました。子どものことも詳しく説明してくれて分かりやすかったです。
*今回はこのような授業をきいて、木のことや子どものことをたくさん知れてよかったです。
*木のおもちゃは高価だけど、木のおもちゃで自然とのつながりが感じられるということを学べました。
*子どもにはスマホで遊ばせるより木のおもちゃで遊ばせたいと思うようになりました。
檜山振興局森林室の皆さんと、上ノ国高校の先生と。
前日の懇親会でラッキーピエロの話をしたら思いの外すごく盛り上がり、「明日はラッキーピエロにしよう!」ということになりました。ということで初ラッピ。量がすごい!そして、他のメニューも美味しそうだった〜。また行きたい。
帰宅途中、まさかのパンクでヒヤリとしました。
高速を降りたところで、近くにガソリンスタンドがあって、タイヤに詳しい方の勤務時間終了間際で、いくつものありがたい条件が重なって無事スペアタイヤで帰宅できました。これが高速だったり、このガソリンスタンドを過ぎたら峠で夜で、しかもいつもはもっと高速で走るのに、昼食を食べたラッキーピエロで「高速は遠回りだから途中で降りて峠越えしたほうが近い」と振興局の皆さんにアドバイスいただいて高速を降りることにしたから、本当に命拾いしました。
で、2日間で約600キロ。上ノ国まで車で行けたらもうどこでも行けそうな気がします。ただし夏だけにしたい!
子どもたちの夕飯はラッキーピエロ。喜びましたがやはり量は多かった!
いただいたお土産・購入したお土産はこちら。毎回山田屋さんで大福を購入するため、最近は山田屋さんの目の前の宿です。朝8:00オープンで前回は買えず、今回は部屋の窓から開店チェックをしました。
次回は年明けすぐです。高校生たちがそれぞれ考え、森林室や地域の方のサポートを受けながら地元の木材を使っておもちゃを制作し、保育園で子どもたちとおもちゃで遊んでパワーポイントでその成果を発表します。どんなおもちゃでどんなふうに遊んで、生徒たちが何を感じたのか、今から発表が楽しみです。
そして、せっかく遠方へ行くチャンスには、近隣の町で保育士さんや保護者の皆さんに手作りおもちゃやアナログゲームの講座をしたいです!実現に向けて行動したいと思います。
mother’s space ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社コーチングプラス認定子育てコーチ/一般社団法人日本メンターコーチ協会認定メンターコーチ/子どもとメディアインストラクター(北海道)