今日は札幌こども専門学校のほいく発表会でした。私が担当している15人が出る時間に札幌市教育文化会館へ。

学生たちが出るのは午前に1演目、午後1演目。演目は11ぴきのねことライオンキング。思っていた以上に堂々と歌ったりセリフを言ったり、伴奏のピアノがすごく上手だったり、造形の時に見せる姿とはまた違っていて新鮮でした。

受け持ちの子たちが終わったら帰るつもりだったのですが、次のクラスが面白そうで観ているうちにあっという間にフィナーレに。フィナーレ準備で学生たちが1階席に戻ってきたら、2階席にいる私に気づいた学生がまわりに言って、コースの子たちがみんな嬉しそうに手を振ってくれました。フィナーレは実行委員の学生からクラスのメンバーへの感謝のメッセージや、涙涙の実行委員長の挨拶、全員で歌。

行事前は1週間授業がありません。練習したり、衣装を作ったり、きっと行き違いや葛藤もあることと思います。でもひとつひとつ乗り越えてみんなで当日を迎えるのは、格別なんだろうな。

学生の行事を観に行くのは、長男の演奏会に行ったり、次男の試合を観に行ったりするのと、なんだか同じ感じがしました。もう幼児ではないから別に私が行っても行かなくても大丈夫なんだろうけど、「来てくれた」という嬉しさや、その場で一緒に時間を過ごした、同じ話ができる、という時間の共有が大切な気がします。何をするわけではないけれど、ただただその場に一緒にいるということは人と人の関わりにおいて、とても重要なことで、楽しければなおいい。それはベビーマッサージでも、絵本でも、おしゃべりでも、一緒に料理するでもなんでもいいのですが、アナログゲームがあったらきっとすごくいい時間になるだろうなと思い、いつも紹介しているのでした!

菊地 三奈

mother’s　space　ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社ｺｰﾁﾝｸﾞﾌﾟﾗｽ認定子育てｺｰﾁ/一般社団法人日本ﾒﾝﾀｰｺｰﾁ協会認定ﾒﾝﾀｰｺｰﾁ/子どもとメディアインストラクター(北海道)

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