12.42017
小学校の家庭教育学級で「コミュニケーションを深めるアナログゲーム」講座 レポート
今日は、札幌市立小学校の家庭教育学級で「コミュニケーションを深めるアナログゲーム」講座をさせていただきました。
はじめは、遊びの中でわかる子どもの得意や苦手について、そのサポートについて、アナログゲームの種類や選び方などをお伝えしました。その後実際のゲームの紹介をして、グループに分かれてゲームタイムです。
皆さん小学生のお母さんですが、1年生~6年生まで幅広く、下の子がいたり、上の子がいたり、一人っ子だったり兄弟だったり、自分が遊びたかったりとニーズはそれぞれだと思ったので、遊びたいゲームごとにグループを作っていただきました。
一番にマジックメイズを選んだこのグループは協力体制もばっちり。みんなで説明書を読んだり確認しあったり。
セットカードゲームは、最初に「セット」がどれなのか覚えるのにちょっと時間かかりますが、覚えたら楽しいゲーム。3つの色・3つの数・3つの塗り方が、全て同じか全て違えば「セット」。
この写真で言うと、左の上から2番目の「緑・塗りつぶし・2」、真ん中一番上の「紫・白抜き・2」、右上から3番目の「赤・斜線・2」がセットです。
☆色が全部違う ☆塗り方が全部違う ☆数が同じ ふたつが同じ、はセットではありません。全部同じか全部違う3枚を探します。
探しながら取ろうとしていて手が常に浮いていました~。我が家は今年のキャンプで何度もやりました。
「ザ・ゲーム」は協力ゲーム。1から100までの数字を並べていきます。絵はこわいですが、ゆったりとしたコミュニケーションが私はとても好きです。ずっと欠品で残念に思っていましたが、ようやく入荷しました!
一番うしろのグループはとってもおだやかで、皆さんゆっくりペースでゲームを楽しんでいました。こんな素敵なお母さんだったら子どもたちもゆったり育ちそう!
レシピは今回も人気でした!
上のお子さんがいるとのことで、「アンユージュアル・サスペクツ」。今日も盛り上がってました。
そして12:00ぎりぎりまで皆さん遊び倒しました!今日遊んだのはこんなセレクトでした。
さて、午後からは保育専門学校の学生たちとアナログゲームで遊ぶ授業。
協力ゲームも時間がかかったりルールが複雑だったりしますが、後期なので、自分たちで説明書を読んで進行していきます。「パンデミック」は授業時間だけでなく、昼休みも放課後もやりたいから貸してくださいとお願いされ、貸出していました。世界中に病原体が蔓延してしまい、なかなか勝つことができなくて、何度も何度もチャレンジしているのです。授業終わる頃にようやく4つの治療薬ができて、達成感を味わっていました。
いかさまモスは、手元のカードを刑事に見つからないように、床にボトボト落としていいという斬新なルールのゲーム。刑事にさえ見つからなければいいので、隣の人が大胆にカードを落としているところが見えたりしてうけます。
「お先に失礼します」は同じ人か同じ仕事をしている人に「ついでにお願いしま~す」とカードを押し付けていくゲーム。やったらやられます。
キレイがキライ。自分のぶたを全部どろんこにできたら勝ち。でもすぐ他の人に洗われちゃったり、小屋を壊されたり、雨を降らされたりして邪魔されます。
今日の学生たちに持って行ったのは「人の邪魔をするゲーム」でした。
幼児には幼児の、小学生には小学生の、大人には大人の楽しいゲームがあります。年齢や人数に合ったゲームを選べたら、家族の時間が変わります。
次回アナログゲームカフェは12/19(火)まなびやカフェあけぼの分校給食室にて、「2017☆アナログゲーム忘年会!!」です。
mother’s space ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社コーチングプラス認定子育てコーチ/一般社団法人日本メンターコーチ協会認定メンターコーチ/子どもとメディアインストラクター(北海道)