劇団四季 ライオンキング

次男とふたりで、劇団四季のライオンキングを観に行きました。

子ども劇場の会員なので、舞台は普段から年間4回は必ず観ていますが、やっぱり劇団四季は格別。

鍛え上げられた身体の美しさ、舞台美術、メッセージ性、音楽、歌、どこをとっても完璧としか言いようにない素晴らしさでした。キャッツ、ウィキッド2回、ライオンキングと観ているうちにだんだん四季の会に入会したくなってきました。人間の創り出す芸術って素晴らしいと思います。「生きるっていろいろあるけど前を向いて頑張ろうよ」という、どの作品にも貫かれている人間への愛が今回もしっかり感じられました。

前回のウィキッドは2回観たのですが、1回目が後ろのほうで2回目がかなり前のほうで観たら、同じ舞台とは思えないほど迫力が違いました。座席で値段が違うってこういうことなんだなと納得し、今回も前の席で観ました。パーカッションの演奏がよく見えて、小さな音から迫力あるシーンまで、舞台の進行を捉えて数々の楽器を使いこなすのがかっこよかったです。

 

次男は6年生の時の学習発表会がライオンキングで、ラフィキの役をやり、体育館でソロをうたっていました。学習発表会はいつもやりたい役があり、オーディション前に台本でのセリフ練習につき合わされ、だいたい役を勝ち取ってきます。しかし次男と仲の良い友達は学習発表会なんてめんどくさくてたまらず、なるべくセリフのない簡単そうな役がいいと言っていていました。いろんな子がいて面白い。

これは終了後に全員の役を紹介しているところ。誰が紹介の台本を考えたんだろうと思っていたら2日くらい前に自分で考えたそうで、先生もびっくりしていました。

学習発表会でやっていたから、絶対に本物を見せてあげたかったのです。今回夫と長男は「行かない」と言ったのでふたりで楽しんできました。

会場で幼稚園の時一緒だった2家庭とばったり会いました。森の中で育てることをよしとしながら文化に触れさせることも大事だと思う、同じ感性の親が集まっていたんだなと改めて実感しました。

もう1回観たいくらいよかったな。今日は余韻が残りそうです。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る