10.152018
地震後、3回目の厚真町
土曜日は朝早く家を出て、厚真町に行ってました。子どもとメディアインストラクターの認定試験です。
厚真町の仲間がふたりいたため、「厚真に行くから一緒にやりましょう」と約束したのがこの日でした。中学生の保護者には一度講座しましたが、17日に小中学生の保護者にお話する機会があるため、新しい資料を作ってチャレンジしました。
同じ部分を取り上げていても切り口が違ったり、資料が違ったり、勉強になります。1日聞いていたかったけれど、子どもの遊び場でボランティアをすると約束していたので、午後は移動しました。
地震翌週の水曜・土曜は自衛隊やマスコミなどでとても混雑していましたがこの日は車も大分減って静かでした。学校がお休みの時は子どもたちがたくさんいましたが、今はこの遊び場は週末のみ。避難所の方は稲刈りに出ていて少ないと聞きました。
私のコーナーはテントの中でアナログゲームです。たくさん遊んでくれた男の子が、
「一生ここにいたい! 楽しい! ゲームマスターみたいな仕事したい!」と、大変喜んでくれて嬉しかったです。
サイコロの目で遊ぶ「ストライク」。ルールは簡単ですが面白い。何度も繰り返し遊んでいました。
テントの中で今やっているのは手を使ったゼスチャーゲームの「ハンズ」。地震直後の避難所でも小学生女子たちに大うけでした。この日も「もう1回」「もう1回」と何度もやっていました。
一緒に遊んでいるのはHOCORUの中島直子さんです。「ママたちにも元気になってほしい」と、教育委員会の方に聞いたので、それなら直ちゃんがいいと思って声をかけました。
児童館職員研修などでお世話になっている職員の方も来てくださって一緒に遊んでもらうことができました。おばけの時計は電池で針が動きます。何度やっても予測がつきません!
アナログゲームで賑やかすぎる中、子どもへのタッチ、ママへのタッチがあたたかくされていて、ちゃんと安心な空間だったようでした。
「レシピ知ってるけどこれは知らない!」と、新作のおきなわレシピを。
遊んでいるうちにひとり増え、ふたり増え、また1グループ。最初からいた子がちゃんと説明してくれるから、そんな時は私は静かに離れます。
静かに離れてトイレに行ってみたのですが、「マスター!マスター!」と探されて、途中までお迎えに来てくれた子がいました。それもまた嬉しい。
けん玉けんちゃんによる帰りの会。
帰る前に再びメディア仲間の会場に寄って、
最後に「次回厚真に行ったら寄ろう」と思っていた徳永さんで、ちょっと珈琲を1杯と思ったら、居心地よすぎて長居。吸い込まれそうな心地よい空間でした。再来週行ったら絶対また寄ってしまうな・・・。
この翌日、自衛隊の皆さんが各部隊に戻られたとニュースで見ました。仮設住宅ができるのは10月末。これからまたいろいろ状況が変わっていくのだと思います。
厚真町でのお仕事はまだ年内、年明けご依頼いただいてます。仕事の日は終わったらボランティアをしていこうと思ってます。
mother’s space ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社コーチングプラス認定子育てコーチ/一般社団法人日本メンターコーチ協会認定メンターコーチ/子どもとメディアインストラクター(北海道)