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子どもとメディアインストラクター養成講座 修了しました!

NPO子どもとメディア」は九州にあります。子どもたちが幼児だった時からずっと受講したかった「子どもとメディアインストラクター養成講座」。8時間×4日間九州に行くのはむずかしかったり、開講していない時期があったりして、なかなか手が届きませんでした。

北海道では旭川の小児科医、諏訪先生と白老の子育て支援NPO代表中谷さんのおふたりが九州へ行って受講され、長年「子どもとメディア北海道」として活動を続けられています。北海道や道内市町村で時折NPO子どもとメディアの古野さんがいらっしゃることがあり、私はそのタイミングで子育て中の母親対象に子どもとメディアの講座を主催させていただいてました。

ようやく実現した北海道での「子どもとメディアインストラクター養成講座」開催。何年もかかったけれど、学んでみたら今がベストタイミングだったと思えました。そして、これ以上遅いわけにもいかなかった。子どもたちの現状はかなり深刻です。

今回は9/1・2、9/23・24の4日間、朝から夕方までみっちりと子どもの発達、メディアが子どもに及ぼす身体的・精神的影響、子どもが置かれているメディア社会の現状を多方面から学んでいきました。

グルプワークもたくさんやりました。「子ども」はどこからどこまでの範囲かというと、新生児・幼児・小学生・中学生・高校生まで。「メディア」はどこからどこまでかというと、紙媒体のものではなく、スマホ・タブレット・テレビゲーム・携帯ゲームなど電子的なものを取り上げて考えます。

中心にいらっしゃる清川さんの講義は、知識と情熱と子どもへの愛情に圧倒されるものでした。長野県から来札されました。

最初の土日から次回の土日までの間に、北海道胆振東部地震が発生。厚真町をはじめとした胆振地方の仲間もおり、道内各地、札幌市内、それぞれに停電や断水を経験し、電気のない時間をそれぞれに過ごし、よりメディアについて深く考えることができました。そして、宿題がありました。資料を集め、パワーポイントにまとめ、発表できる状態にする、そして他の方が作った、愛着形成・生活習慣・遊び・メディア依存・性の問題など、様々な角度からの資料や発表を見る、これはとても勉強になりました。

3日目は普段の古野さんがされている講座を受講しました。スマホ社会の子どもたち。私が育った頃とはくらべものにならない程の情報量と、必要以上のつながり。今の大人が経験したことのない環境の中で子どもたちはどういう日々を送っているのか、そこには想像以上の現実がありました。

実際に資料を作り、発表をして、実践に近づいていきます。毎回、幼児・小学校低学年・小学校高学年・中学生、と分かれて作業します。なぜなら子どもの年齢によって、メディアとの関わりの実情、必要な情報、理解できる言葉などが全然違うから。

子どもに直接語り掛ける場合、保護者に伝える場合、職員に講座する場合など、あらゆる角度から考えていきます。インプット・アウトプット・インプット・アウトプット、1日中学び続けました。

みんな本当に頑張りました。仕事をしながら、被災地にて様々な予定外に対応しながら。札幌からは私も含めて1/3。遠方から受講されている方が多かったです。これから全道各地で広まっていくのが楽しみです。

子どもとメディアの講座を主催していた側から、自分もお伝えできる側に1歩進むことができました。教えてもらう側から、仲間のひとりになることができました。

資格認定までにはもうひとハードルあるため、まだインストラクターを名乗ることはできません。年内には必ず! とはいえこれから自分の講座の中で必要な情報をどんどんお伝えすることはできます。

もともと私はメディアの時間を減らした後の「おもちゃ」「遊び」「アナログゲーム」に時間を割きたいので、講座の前半に年齢に合わせたメディアのお話を、後半に「その代わりにどんな時間の過ごし方がおすすめか」というスタンスでやっていきたいと思い描いていました。いくらいいおもちゃやいいカードゲームを紹介しても、現実を知らないと定着していかないと思ったのです。

幼稚園の先生、保育園の先生から、「入園の時ではもう遅い場合がある」と聞きます。知育ビデオやYouTubeの観すぎで入園してくると、いろいろな場面で発達が心配だというのです。それは、「そういうことがある」という理論上の話ではなく、もう現実です。

ディズニーランドでアトラクション待ちのベビーカーの子どもがずっとタブレットを見ていたり、空港でママに抱っこされている赤ちゃんが手に完全にスマホを持ってアンパンマンを見ていたり、ファミリーレストランで育児アプリを使って言うことを聞かせていたりする場面を、私も見たことがあります。メディアに頼った子育ては、後々自分が大変になります。楽しませるのも、してはいけないことを怖がらせて教えるのも画面の中では子どもは育ちません。どの場合も、子どもに直接話しかけたり、「人がたくさんいるところで大きな声を出したらだめだよ」と言えばいいだけのことです。

「どうしたらいいのか」そのスタートは早ければ早いほどいいと思います。どんな現状でも、「今」からメディアの時間を少しでも減らして子どもとの時間を作りましょう。

子育てが大変なのはよくわかります。男子ふたり、私も大変でした。でも幼児期・小学生時代にしっかり遊ばせて信頼関係を作ればその後は楽です。逆に子育ての手がかかる時期をメディアに頼っていては中学生以降が大変です。いつからでも人には可能性はありますが、思春期以降の大変さは幼児期の大変さの想像を絶しています。子どもの将来に関わります。何気なく手渡しているスマホやゲームが、のちに自分や子どもに大きな影を落とします。

子どもが小さい時は大変なのは、ちゃんと子どもを見てる証拠です。子どもが自分を表現している証拠です。大変じゃないのは心配です。家でのいい子ほど保育園で手がかかります。保育園で頑張る力のある子は家で安心して甘えます。家でのいい子は、言うことを聞かない思春期になった時どうなると思いますか?もちろん、そもそも落ち着いてるタイプの子もいます。そういうことではなくて、「大人にとって都合のいい子」になっていないかな、ということです。

幼児期・小学生時代は、しかも可愛いです。「ママ」と、笑顔で疑いもなく、わかりやすく愛情を注いでくれるのは、私は小学校6年生までだと思っています。(思春期になると、こっちがかわいいと思っていても、見るだけで嫌がられます)。

時期が来たら子どもを信じて手を離し、必要な時に必要なサポートをするには、子どもにも自分にも最初の数年間の愛情の交流が支えになってきます。子どもに暴言を吐かれても「きっとこの時期を過ぎればまた落ち着く」と信じられるのは、6年生までの愛情貯金があるからです。そして、子どもが成人した先輩ママたちが、「反抗するのは正常で順調だから大丈夫」と言ってくれるからです。子育ての先輩のアドバイスは安心できます。

仕事をしててもいいんです。ひとり遊びの時間も大切。だから一緒に遊ぶ時間が貴重。スマホに関わってる時間がもったいない。他のことは後からいくらでもできるけど、子どもがちっちゃかったあの時だけが、絶対に戻って来ません。

手でも、ハンカチでも、言葉でも、紙や鉛筆でも、近所の散歩でも、子どもは楽しく遊びます。お金なんてかかりません。立派な木のおもちゃもとっても素敵なものですが、何もなくてもいろいろに遊べます。1日5分でいいです。何も他のことをしないでその5分だけは子どものためだけに使ってみる。それだけでずいぶん違うのです。絵本を読むでも、ベビマでも、なんでもいいと思います。

遊び方なんて誰も教えてくれなかったですよね。スマホも、商業的に幼児向けがあるために「よかれ」と思って与えているママもいます。

だから、学びましょう。我が子を守るために。子どもの発達に電子メディアは不要です。子どもの眼・脳・身体・心は幼児期・小学生時代が一番大切です。(もちろん中高生にも発達に大切なことがたくさんありますが、自己判断もできるようになってきます。)成長期の過度なメディア接触は発達を阻害します。

 

ちなみにメディアの勉強をしたからといって我が家の子どもたちが模範的なわけではありません。困ってます。一緒に学び、一緒に考えていきたいと思ってます。

まずは来週、次男の通う中学校にて、仲間のママたちに中学生のメディアの現状と対策についてお話して、メディア講座の一部分から小さくデビュー致します。

子どものメディア環境の現状と対策、発達時期に合った遊びを子どもに関わる大人が知ることは、絶対に子どもの環境をよくしていきます。最初は小さな影響だったとしても、きっとだんだん広がっていくと信じて、1歩目を踏み出す準備を進めていきたいと思います!

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