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北海道胆振東部地震 〜停電40時間〜

9/5(水)夜中3:00、強い揺れで目をさましました。北海道胆振東部地震。揺れがおさまって子どもたちと一緒にテレビを見て地震情報を確認していたら、数分後に全ての電気が消えました。単身赴任の夫には地震直後すぐラインで連絡をして無事を確認。神奈川の母からも夜中に連絡が来てすぐに返信できました。

すぐに余震は来ないだろうと思い、体力温存のため私はすぐ二度寝しましたが、子どもたちは寝れなかった様子。朝になって次男が持ってきたのが、中学で配布された防災のパンフレット。正しい使い方だ。

☆防災パンフレット☆

長男も次男も食料がなくなるのを心配して、「余震がくるかもしれない。危ないし出かけないで」と言ってるのに、さっさと近くのコンビニに行って行列に並んでカップラーメンとお菓子とジュースをお小遣いで買ってきました。帰宅してからちゃんと出してあげたけど。

私が朝まずしたのは部屋の片づけと掃除。もともとリビングにそんなに物はないけれど、夜中の揺れでまついのりこさんの版画と、グリム社のおもちゃのパーツが落ちていました。物は危ない。掃除機使えないからほうきで履いて雑巾がけしたり、家中の額を取ってまわる。大事なティーカップも一応棚から降ろす。

「これあって便利だった」「この情報助かった」をメモしておきます。基本的にはキャンプ慣れしているため、明るいうちにやれることやって暗くなったら寝よう、方式。

<食材>

*「冷蔵庫・冷凍庫は開けると温度が下がるから開けないほうがいい」とも聞きましたし実際開けずに食材が保たれたケースもあったようですが、私はすぐ開けました。まず全ての保冷剤と氷を出し、氷は魔法瓶に入れて飲み物用にキープ。残りの氷はビニール袋に入れて、保冷剤と一緒にクーラーボックスだと大きすぎるから小さな保冷バックに詰めて、肉や野菜を保存しました。魔法瓶の氷は融けていきましたが冷たい水として飲んだり、ぬるい飲み物に氷をすくって入れたりと役立ちました。保冷剤は多めに冷凍庫に。氷もたくさん作っておく。

*日持ちのしないものから優先的に調理しました。生肉や魚が先。2日目に食パン、主食ははんごうで1回に5合焚きました。私と中学生・高校生・隣に住んでいる夫の両親の5人の夕飯と朝食でちょうどいい量でした。

*前日に食材の買い物をしたばかりだったこともあり、丸2日間の朝・昼・晩で特に困ることはありませんでした。食材があるなら焦って買い出しに行かなくても大丈夫!営業再開のお店もあるようですが、おもち、カップラーメン、じゃがいもなど、まだいけそうなので買い物は落ち着いてから行く予定。

*なまものはだんだん痛むので熱湯をかけてから調理したりしました。

*あって助かったもの→米・もち・乾麺(カップラーメンなど)・乾燥わかめ(お昼にスープにしました)・卵(早い段階で多めにゆでてしまい、サンドイッチにしました)

☆写真は通電直前。夫帰宅直後で庭にランタンをつけてくれたからやや明るいです☆

<水関係>

*水は出ていたので助かりました。念のため汲み置き。トイレは森の幼稚園に通っていた時流れにくくて時々汲んだ水を根元に向かって勢いよく流していたので焦ることなくバケツに汲み置きしました。タンクの横に手動のレバーがあると気づいたのは通電直前でした・・・。でもまあバケツで問題なし。

*お風呂はわかないけど要するにほどよいお湯があればよし。次男だけ希望したので、熱湯をやかん2回分バケツに入れて、手間だけどたらいに水と熱湯でほどよい温度にして工夫して身体を洗わせました。長男は1日くらいはとパス。私は絞ったタオルで身体をふく程度。

<あかり・火>

*長男が出してきた「中学の技術の授業で作った」という、ラジオが聞けて、灯りがついて、太陽光と手回しで充電ができるラジオがお役立ちでした。

*地震直後からガスコンロから火が出ませんでした。カセットコンロを出すと、カセット3本が未使用でありました。これは1日1本ペース。お湯をわかしてポットに入れておいたり、緊張で疲れるので珈琲を飲んだり、隣の両親に紅茶を淹れて届けたり。あたたかいものはほっとします。カセットは絶対買っておく!!!

*だんだんカセットが不安になった頃、キャンプ道具からバーナーを出してきました。これはホワイトガソリンが燃料。使用する前に通電しました。

*懐中電灯は何本かあっほうがいい!手元が見えなかったり、他の人が使いたかったりするからです。トイレも階段もなんにも見えないから。札幌は曇り空の日が多く、真夏じゃなければ昼間でもやや暗いのです。

*2日目は夜は本当に真っ暗。星が綺麗でした。

*停電解消は地区によって時差がありました。断水も近くても差がありました。

☆お役立ち多機能ラジオ☆

<充電・連絡関係>

*地震直後は連絡がつきましたが、停電後は受信はできるけど送信も電話もできなくなりました。皆さんが心配してくださってることはわかり、facebookで投稿しようとしても投稿もできませんでした。自宅はずっと圏外でしたが場所によってはつながったり、外に出ればちょっとだけつながったり。いずれにしても不安定でした。

*高校は明け方連絡がきたので通じたのですが、中学からの公式連絡は受信できず、ツィッターで市内の小中学校の休校を知りました。(友人がラインでスクショしてくれた)

*パソコンを立ち上げ、USBで充電しましたがすぐになくなり、0にはしないように車でエンジンをかけて充電しました。夜100%にして、何もしないでも朝28%でした。

*小学校の避難所でも充電ができたようで、子どもたちが並んで充電してきてくれました。(長男は自分の充電をしてとにかく友達と連絡をとりたかった様子)

*テレビもネットもつながらないため、被害状況などよくわかりませんでした。情報はラジオ頼み。遅れて配達される新聞も避難所情報など掲載されていて役立ちました。

*停電中はすごく静か。明るいうちに洗濯物を手洗いしたり、食器を洗ったりしてました。とにかく食器を洗って食材の優先順位を考え、明るいうちに作業しました。

☆電子レンジ使えないから蒸し器ではんごうのごはんをあたためました☆

<外の様子>

*一度だけガソリンを入れようと思い外に出ました。もちろんスタンドは閉店。ガソリンは残り半分。前日に満タンにしようか迷ったのですが帰宅してしまいました。とりあえず数日はでかける予定はないし、閉店・行列・現金のみ・10ℓのみなど大変そうなので、私は急がないから控えて落ち着いてから行こうと思います。今後は普段から満タン心がける!!

*コンビニも閉店。セブンイレブンだけやっていたので入ると行列で棚には欲しいものはほぼなし。ビール2本だけ買ってる人いてなごみました。この状況で並んでビール!!!

*信号は全て消えていました。大きな交差点はおまわりさんが主導で誘導してくれていましたが、そうでもない交差点は「お互い様」だけで成り立っていました。「一区切りしたからそろそろそちらですよね?」みたいな。大人も手を挙げて横断歩道を渡っていました。善意でなんとかなってましたがやっぱりこわい。

<家族の様子>

*家にじっとしてられない男子たち。ちょっと様子見て来るとか、買い物してくるとか、避難所どうなってくかなとか、すぐどっか行きそうになる。いつ余震や万が一本震あるかもしれないのに。でもじっと家にいるほうがストレスたまるかもしれないからある程度はよしとしました。小学校は自衛隊の方が来ていたようです。

*隣に住んでいる夫の両親と協力して過ごしました。緊張してるから、お湯を沸かしてお茶タイムもしました。

*親戚ラインがあり、情報共有などできて役立ちました。

*単身赴任の夫が、同僚と車で帰宅してくれたので安心でした。

*暗闇の中ご遠慮なく反抗的な態度の長男に反応するとストレスたまるから、いつものことだと思って気にしない!!

☆避難所になってる小学校には自衛隊の方が☆

<その他>

*「ゲームしよう!」と次男は言っていましたが疲れてみんな早寝しました。ゲームしていたおうちもたくさんあったようで嬉しいです。念のため作った避難用リュックにはカードゲーム入れました。

*緊張して疲れます。時々お昼寝とかして休んだほうがいい。低気圧のせいか朝頭痛もしました。子どもたちもすごい寝てました。(暇なのかもだけど)

*たくさんの方から心配していただいて嬉しかったです。(なかなかお返事できませんでしたが)

*コンビニでは次男と同じクラスの友達のお母さんや卒業生が働いていました。子ども心配だろうにお仕事してくれている飲食業の皆さん、ゴミ収集、早朝から休校の連絡、電気復旧作業に関わってくださってる方、郵便局の方などに感謝です。

*暗いとそれだけで不安になります。通電した時はみんなで狂喜乱舞!お風呂もありがたい。そして、ただ電気がつかないだけじゃなく、トイレも不便、充電できず連絡つかない、電話できない、火がつかない。これ、猛暑でも真冬でもなかったから頑張れたけど、真冬なら即室内氷点下で避難所に人が溢れると思いました。2〜3日の食材や燃料だけでなく、防寒対策も今後したいきたいです。

*地震直後から1日くらいは救急車や消防車などサイレンが続いて、でも様子はわからず不安でした。

*フリーはこんな時家族のそばにいてサポートできてありがたいことです。すぐに所属してる会社とかに出勤しなくていい。今週・来週にかけて植樹祭も、アナログゲーム講座も、イベントも全てなくなりました。ずっと自宅待機。でもその分そのまま収入はなくなります。こういうこともあるんだな~。不安定。食材も燃料も貯蓄もギリギリは不安になるから蓄え大事!!

*やっとお店が開いていたとしても、カード払いできないところばかり。もちろんATMは使えません。いざという時の現金は持っていないと!

*道1本で断水や停電解消の状況は違いました。ブログはあくまで私の状況の範囲人的に気づいたことです。

 

震源地の厚真町にて、昨年は町内のふたつのこども園の職員研修をさせていただきました。今年は1歳半健診、3歳児健診、就学時健診の待合でのおもちゃコーナーと紹介や、児童館職員の研修をご依頼いただいています。来週も3歳児健診の予定でしたが、こんな時なのにお電話をいただいて、健診会場は物資でいっぱいで健診の予定は未定とのこと。先日研修で訪れた児童館は遺体安置所になっているようです。ライフラインも札幌ほど回復していないようで心配です。先週受講しましたメディアインストラクター養成講座の仲間も、木育マイスター仲間もいます。教育委員会の皆さんにもいつもお世話になっています。厚真町の皆さんが早く安心して日常生活に戻れますように。

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