手作りおもちゃ リングウェーブ

グッド・トイに認定されている「リングウェーブ」は、色も動きも綺麗で、お気に入りのおもちゃです。赤ちゃんの前で動かしてあげると泣き止むことが多いのと、疲れた大人もボーっと眺めて癒されます。

一番左が市販品。

授業のはじめにこの1本を見せ、「これを作るとしたら、まず何考える?」という質問からスタートしました。素材・長さ・パーツの重さ、いろんな要素があることをみんなで確認します。

見本はチェーンリング・PPシートを切ったもの・花はじき(なぜか写真に入っていなかった!)・モール、の4本を用意しました。

まずはPPシートを切って1本作り、残りの時間は自由に作っていいことにして、作業スタート。

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プラスチックのPPシートに一穴パンチで穴を開け、型紙を当ててまわりを丸くカットするのを40個。地道な作業です。

保育の仕事の中には、壁面装飾や行事のプログラム、お誕生会のカードなど、地道で、手早く綺麗に作ることが要求されるものがあります。

同じパーツを何枚も忍耐強く作る、重ねて効率的に作業を進めるなど、コツコツとした仕事もしてほしくてあえて時間のかかる作業を取り入れました。

今まで「おもちゃの授業だから」と、保育についてはそんなに深く話をしてこなかったのですが、せっかく経験もあり、他の科目もこども學舎で担当したりしてわかっているので、今年はできる限り現場で即戦力になるように、伝えられることはすべて伝えています。

 

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ミニサイズが完成。

オリジナルでやってみると、重さが足りなくて動きがいまひとつだったり、針金の巻き方をちょっと変えたら急に動き出したりして、その違いを感じることができたようでした。

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今回の見本と材料は長いものが多く、細かかったので、どうやって持っていこうかと考え、とってもよかったのがこの分類!!

ファイルのケースに牛乳パックを4本入れ、見本・材料・道具など種類別に入れて、平らなものは隙間に。これで出す時もしまう時もすぐに作業が完了しました。

長くてはみだすので注目度抜群。休み時間に、次の授業で実技室に入ってきた学生たちが「何これ作りたーい」、職員室に戻ると「今日は何作ったんですか?」と、人だかり。おもちゃコース以外の人にもたくさん見てもらえました。

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普段からおもちゃの材料は牛乳パックを使って収納したりしてますが、それを持ち運ぶ、というところまで視野に入れて収納したらもっと効率が上がりそう。

新たな発見にもなりました!

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