厚真町で保育士研修

先週、今週と厚真町のふたつのこども園にて、保護者対象・保育士対象の研修をさせていただきました。本当に到着するのか不安になる道のりです。

ビニール風船を制作したり、

アナログゲームで遊んだり、

ひとつめのこども園での研修はとても楽しいものでした。そして、先生方の研修中の声を聞いていたら、「ああ、自分も現役の保育士の時そうだったな」とハッと思い出しました。「これ、うちのクラスにはちょっとむずかしいな」「〜ちゃん好きそう!」「これは保育室についていないとケンカになりそう」など、とにかく具体的なのです。

子育て中のママに必要な情報と、保育を学ぶ学生と、保育現場の先生とでは必要としているスキルが全然違う。当たり前のことですが、改めて実感させられました。

さて、翌週は厚真町のもうひとつの園の研修です。今回は友人イチオシの山口農園さんにハスカップを1キロ予約し、準備万端。

いろいろな品種がありました。お寿司屋さんに卸す大粒のハスカップを見せていただきました。立派!!

今回は手作りおもちゃと、アナログゲームを中心に持って行きました。前回は木のおもちゃも持って行きましたが、すぐに作れたほうがいいなと思ったのと、やっぱり先生方自身に遊びの楽しさを体感してほしかったから。

思っていた以上にすごく盛り上がって、なかなか帰ろうとしない先生たち。(授業と同じ!)

最後、「子どもたちが遊びに夢中で片付けたくないって言う気持ちがわかりました」って言っている先生がいました。今日楽しかったことも嬉しかったのですが、きっと子どもたちも遊びに夢中になれる環境で保育してもらっているんだろうなと思いました。

夢中になって子どものように無邪気に遊ぶ姿と、最後真剣な顔で質問する表情のギャップ。こんな素敵な先生方と毎日生活している子どもたちは幸せだな。

帰りは厚真町唯一の心残り、厚真に移住した木育マイスター仲間の家に遊びに行って馬を見るという希望が、夜遅くなのにちゃんとスムーズに実現しました。この馬、山へ入っていって木を運ぶお仕事をしています。自分が知らない、木の世界。今度は明るい時にまた行きたい。

馬の話をしている傍ら、かわいい子どもたちがサブローごまを制作していました。

マスキングテープを貼ったり、クレヨンを出して来たり。「あ!これいいかも」という子どものひらめきの瞬間っていいものですね。

1キロのハスカップは、シロップと、ジャムと、地元の皆さんが食べているというので気になった塩漬けと、3つに加工しました。毎日飲んだりヨーグルトに入れたり自家製甘酒に入れたりして楽しんでいます。

そして、当日取材してくださった内容が大きく記事になっていました!前半の、保護者対象講座の様子です。

今回のふたつのこども園の研修はとても楽しくて、自分がやりたい仕事や方向性が見えて、大きな学びになりました。これからは保育を目指す学生だけでなく、現場で働く先生方にも役立ててもらえるように、より学びを深めて、もっとおもちゃやアナログゲームのよさを知ってもらえるように働きかけていきたいと思います。

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