5.172017
造形表現の授業 〜絵の具の技法で作品作り〜
今日はこども學舎の2年生の造形表現の授業でした。3時間連続なのでしっかり取り組むことができます。はじめに今日の制作の流れを説明し、材料を紹介します。
1時間目はデカルコマニー。画用紙を折って、半分に絵の具を乗せて再び折ると模様が写ります。いろんな模様を楽しめるように、画用紙は切ってたくさん作ります。半分にしたり、4つ折りしたり、斜めに折ったり。
2時間目ははだかんぼう人形を描きます。芸術教育研究所(現在はNPO芸術と遊び創造協会)の「幼児の絵画指導12カ月」という書籍に紹介されています。
3時間目はスタンプ。こちらはおもちゃコンサルタントマスターの先輩、山口裕美子さんの「製作あそび&壁面かざり」を参考に、輪ゴムはんこ・指サック・牛乳パック・綿棒・スポンジなどでスタンプができることを紹介します。
グループは毎回1列に並んでから6人ずつにわけます。今日の並び方は「名前の50音順」。
画用紙はひとり3〜4枚、ゴミ袋は前に準備。
「切ったり貼ったりしてもいいよ。本を見に来てもいいよ。材料は好きに使ってね。乾く様子見ながら進めてね~」で、スタート。
だんだん机が狭くなってきて、新聞を敷いて乾かしています。
偶然できた形からイメージを広げていくのがデカルコマニーの面白いところ。
はだかんぼう人間も、それぞれ個性的。
最後までイメージして1時間目から作っていたんだ!と、感動の作品も。
絵本のような世界観。
デカルコマニーとはだかんぼう人間のコラボレーション。画用紙からはみ出す感じも素敵。
この純真な感じもなんとも癒される作品で好きです。
明るい気持ちになれる作品!淡々と進めていく作業を見るのも楽しかったです。
絵の具を出していた紙皿も、最後に見たらデカルコマニーになっていました!
それぞれの作品鑑賞タイムも「うわ〜、これいいね」「こんなふうにできるんだ!」と、学びの時間。
最低限の技法や材料を伝えて、うまいとか下手とかではない造形の楽しさを伝えられるように、毎回学生さんから学びながら改善しています。今日気づいたことは来週隣のクラスの同じカリキュラムでやってみます!
mother’s space ミーナ代表/北海道認定木育マイスター/認定NPO芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタントマスター/保育士/幼稚園教諭/株式会社コーチングプラス認定子育てコーチ/一般社団法人日本メンターコーチ協会認定メンターコーチ/子どもとメディアインストラクター(北海道)