課題を乗り越える 〜ピアノ発表会〜

こんにちは。ミーナです。

数カ月にわたり時間をかけて取り組んできた次男のピアノ発表会が終了しました。

「三角山に登っていたのが十勝岳に登るようなものよ」と言われていただいた曲は平吉猛州の「真夜中の火祭り」。最初に聴いた時は「こ・これ弾けないよね?!」と、私も次男も思いましたが、頑張りました。

はじめの壁は譜読み。リズムをとるのがむずかしい曲で、暗譜までに時間がかかりました。

「小さい時はピアノ楽しかったのに、今は楽しくない!」と、弾かない日もありました。

そして暗譜すればひと安心と思っていたのが甘かった。そこからが次の壁、強弱記号など細かな部分に気を付けて曲として仕上げるのがまたひと苦労でした。

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ピアノコンサートは毎年ルーテルホールです。札幌で数台しかないスタンウェイのピアノで弾くことができます。「本物を経験させたい」という先生の想いから。本当にいい音が響きます。

「発表会」ではなく「コンサート」になっています。今弾ける曲を弾くのではなく、曲を考えてから弾くメンバーを決めるとのこと。聴いたことのある曲が多く、優しい曲だったり力強い曲だったり、年長さんから大人まで、途中コンクール出場演目があったりして、ピアノの奥深さを感じます。

練習の時に他の子どもたちとも何度も一緒になり、何度も曲を聴きました。難しすぎてあきらめそうになったり、緊張して間違えたり、いろんな葛藤の中、「ここまでやったんだから」と力強く弾く姿は毎年感動的です。


大人も子どもも、何年も続けているので「こんなにうまくなった」というのもお互いの刺激になっているんだと思います。

課題に向かう子どもたちは、確実に成長しています。それはピアノでも、スポーツでも、勉強でもいいけれど、時間をかけて取り組むこと、期日までに仕上げることは、人生の課題を解決する力にもつながります。

来年はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです。

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